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2001/2/25  ハムレット開口・台詞セミナー
 講師・マーセラス役:深水 彰彦さん
 助手(?)・妃/墓彫り役:有賀 光一さん
      ・コーニーリアス役:藤田 将範さん
      ・貴婦人役:伊東 瞳さん


 内容は台詞や開口の正しいやり方の説明などで、フリップやビデオなどで優しく分かりやすく、1時間半に渡り説明して下さいました(特に深水さんが)。
 その説明は文に書き起こすととんでもない量になるので、省かせていただいて、何だか愉快だった深水さん達の事を少しだけ書きます。

 藤田さんと伊東さん(面識や関わりはないですが、伊東さんは私の先輩にあたります(^^;)意外な事実)は比較的静かにお手伝いをしてらっしゃったのですが、有賀さんは何かと深水さんに実験台(?)にされてて、可愛らしさ爆発!!自己紹介の時も「えっと・・・妃役の・・・『ありがこういちで〜〜っす』(←ここだけ妃声)」などとファンサービスも忘れないお茶目さんでした。
 そして、何だかダンディな雰囲気の深水さん。しかしその実は、とっても気さくで愉快なおじさまだという事が判明。恐らく自分で用意したであろう小道具で笑いをとったり、過去の事例を面白おかしく話してくれたり、説明も上手で1時間の講習もあっという間に感じる程でした。

 その中でも面白かったのは、深水さんと有賀さんの掛け合い(?)。
 「声帯が緊張して縮まる」という説明の時に、深水さんが有賀さんの肩に手を置きながら、「この(有賀さん)声帯というヤツは、緊張すると縮まる。オーディションなどで開かなきゃいけない時でも、緊張していると中々開かない。そりゃ〜もう、頭が悪いので『バカの1つ覚え』みたいに縮まり続ける」と深水さんが説明していると、有賀さんはその言葉に合わせて体を縮めて縮めて、「頭が悪い」の辺りでは頭を掻いてみたり。
 何だかとっても仲が良さそうでした。
 「のど仏」の説明の時も有賀さんを実験台に説明しながら「はい、上げて」「はい、下ろして」の指示に従ってのど仏を上げ下げしていた有賀さん。ところが「そして、つばを飲み込むとこののど仏は・・・」と言われてつばを飲み込もうとして、どうやら気管に入ってしまったらしく、咳き込み、用意してあった飲み物を飲むというハプニングもあり。
 とっても楽しい講議でした。
 最後の質疑応答では、私の質問に有賀さんと深水さんが答えてくれて、謀らずも見つめあえるという嬉しいおまけもありました(^^;)。


 学校あての案内で偶然見つけたこのイベント、またあったら是非申し込みたいものです。
 何だかミーハーなレポートになってしまったなあ・・・

2001/2/24  ルルドの奇跡  (ゲネプロ)
 声楽の先生に誘われ、ミュージカル座公演「ルルドの奇跡」のゲネプロを見に行った。
 初めて通る東京芸術劇場の楽屋裏や舞台袖に心踊らせて客席に入ってみると、まだ始まっておらず、ロビーで食事をしながら待ってみる。
 どうやら予定が随分と押しているらしく、「今日はゲネ形式では出来そうもない」との事。
 残念だが、それでも場当たりと通し稽古の見学。
おかげで、音無のアカペラで場を当たっている所などを見れて、少し得した気分。
 稽古は「1幕場当たり→1幕通し→2幕場当たり→2幕通し」の順番で行われた。

 ミュージカル座のオリジナル作品なので、内容はチラシで少し見た程度だったが、こむずかしく捻ったりしていないので、入り込みやすかった。
 主演の「伊藤恵理(元劇団四季)」さんは細くて可愛くて、本当に「純真無垢」な役にもぴったり合っていて、すごく良かった。
 「愛」をテーマにした、少し「ジーザス〜」テイストなので、心の洗濯をしたい人にはお勧めかな?
 時々、「作品に小屋の大きさが合っていないかも・・・」と感じる事があったが、それは照明効果がまだ調整中だったからかもしれない。

 内容は比較的分かりやすいし、音楽もとても聞きやすくて、始めて観る作品にも関わらず、帰りには歌を口ずさんでいた。
 ミュージカル座はいつも短期公演なので、再演されたら今度はちゃんと本番を見に行こうと思った。

2001/2/23  ハムレット バルコニー席 2列 30番
25日に行われる「台詞・開口セミナー」の為に急遽取った席なので、席はそれ程良くなかったが、比較的バルコニーは好きなので気にはならなかった。
それに、愛する青山祐司さんが出ているというだけで、もう天にも昇る気分だった。
谷本さんがいなかったのはちょっと残念だが。


 幕が上がって吃驚したのは、広瀬明雄さんの声量。とにかく張りがあって、太くて、申し分なかった。早川さんのホレイショーも、頼もしくて素敵で、見愡れてしまった。
 2幕にならないと出てこない青山さん扮するフォーティンブラスは「悪漢」だの「ならずもの」だのと劇中で言われているにも関わらず精悍で力強く、背筋もしゃんとした「好青年」だったように思う。個人的趣味による偏見だと言われればそれまでだが。しかし、いつもながらよく響く低音は今回出演していた役者さんの中でも指折りの素晴らしさだった。さすが、ニ期会出身なだけに、声量も発声も抜群だ。
 そうそう、実は私と同い年の「有賀少年」(壁抜けで「新聞少年」をやって以来、私の中ではこの呼び方で定着している)、キャスト表に「妃、墓濠」とあって、「きさき〜〜〜???」と、思ったのだが、これが意外と可愛かった。
 ラスト近く、城にやって来た役者の一団が演じる劇中劇の妃役。まるで歌舞伎の女形のような可愛らしい声と、持ち前の細身がマッチして、本当に可愛いと思ってしまった。(プログラムに微かに写る妃姿の彼の顔はちゃんと「男」だったが)
 勿論、「墓掘り2」も「墓掘り1」の松宮さんとの掛け合いが可愛らしくて、何度も笑わせてもらった。
 ・・・・・・名前忘れたけど、日下さんも間が絶妙で、シリアスなシーンでもそこかしこで「くすっ」とさせるテクニックは、流石だと感心。

 ラストシーン、泣くまいと思っていたのだが、ホレイショーとハムレットの掛け合いに思わず「ほろり」・・・
 全体的な感想としては、とても良い仕上がりなんじゃないかな〜?と思った。
 難点があったとすれば、時々声が聞き取れなくなって、話の内容が理解しにくい箇所があった事くらいか。

 原作は、小学校の頃に読んだだけだったので、正直内容が把握出来るか心配だったが、比較的すんなり入り込めた気がする。まあ、古典演劇なので個人差があるだろうから、「お勧め!!」と誰にでも言えるものではないけれど。
 隣に座っていたのがミュージカル思考の友人だったため、100%楽しめたとは言いづらいが、それでも十分楽しかった。
 出来ればもう一度、次は下村王子で観たい。

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