Days-Board

HomePage
日記ナビゲーター(カレンダー)表示 || 過去ログ閲覧 || ▼無料レンタルはUIC
2002/9/5  オカピの坂
残暑厳しい8月の最後の休日。夏休みにどこにも連れて行けなかった小学生の息子を埋め合わせのつもりで横浜のズーラシアに連れて行った。人が檻に閉じこめた「動物園」では本当の動物の生態が見れないので、より野生に近い状態で展示したというコンセプト・・・それは良いのだけど、30度をはるかに超えた昼下がりに人目につく所を歩き回る動物などいるわけがない。動物の見えない動物園など小学生にはちっとも面白いはずがない。おまけにやたら坂道が多い。
さてオカピという不思議な動物がここの売りでもあるのだが、まさか見れるとは予想していなかった。ところがその展示棟に近づいた時にまさにはるか30m向こうに馬のような鹿のようなコーヒー色の動物が林の中をこちらに向かってゆっくり歩いて来た。お尻から太股にかけてまるでアイスコーヒーにミルクを溶かしたような縞模様が美しく走っている。どどど!とばかりに走ってその囲いにへばりついた息子は興奮気味であった。大きな声でまわりも気にせず叫んだ。

息子「わーすごい。綺麗だねーオカピ。あー葉っぱ食べてる・・・
   あーいいなー舌が長いなぁ・・・おれも欲しいなぁあの舌」
俺 「え?舌?いらんでしょう・・・んで何に使うんだよ?」

隣にいた若い女性のグループが、薄笑い・・・笑い声・・・大爆笑
と変化しながら遠ざかって行く暑い夏の日であった。

Days-Board
HomePage
Days-Board Ver.1.4