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「ウルトラQ」、 さすがロリコンの金子修介監督。 ある種の妄想ダダ漏れです。 「連れてって・・・」と悪魔のようにささやく中村有沙。 もう僕たちは必死に生きていくことに疲れたのだ。 オレにも中村有沙が見えないかしらん。
こちら 1986年、ソウル近郊の農村で実際にあった未解決の連続強姦殺人事件を題材に、 地元の田舎刑事と都会のエリート刑事の二人が犯人を捜索するというサスペンスもの。 登場人物のいずれかに感情移入しながら、 ストーリーを追っていくのが映画だとするなら、 対照的な二人の刑事の視線から事件を追っていくというのが健常者。 しかし現代社会はこの映画の犯人のような宮台真司的に言うところの 「名前を欠いた存在」「透明な存在」という、古い社会から見たら 異常者=ダメ人間たちを普通に存在させてしまう社会。 刑事二人と最重要容疑者が対決するトンネルでのシーンではなくて、 「大人の女」か?それとも「女子中学生」か? ・・・「女子中学生だろ!ハアハア」というシーンで クライマックスを迎えてしまった人は、僕と同じダメ人間だあああ。 「大人の女」→「エロ本と下着でハアハア」→「中学生萌え」ときて、 最後はラストシーンのような「小学生萌え」と転落していく人生。 これはそういう意味ではイヤなホラー映画でしたよ。 そういった中で「透明な存在」である「最重要容疑者」の顔が 宮台真司にソックリで笑わせてくれたのが恐怖を緩和してくれました。 それはともかく、時間の長さを全く感じさせないクオリティの高い エンターテイメントになっています。 韓国映画ってすごいですね。ぜひお薦め。
いよいよ番組の最低限の質が保てなくなってきました。 天てれに明日はあるのか? 昨日の日記で、萌えている奴はイラクへ行け!なんて言いましたが、 すいません、しっかりピュアピュア買ってしまいました。 しかも飯田里穂の生写真入り。 それにしても飯田里穂は大丈夫なんでしょうか? ア○パ○マ○があ○ぱ○食べてたら共食いじゃないですか。 やはり成長期でイ○リでも何でもいっぱい食べたいお年頃なんでしょうか。 胸チラサービスがかすむほど101ページ右上の写真は衝撃的でした。 しかしそれでも、飯田里穂はかわいい。 私は里穂ちゃん好きなんですよ、念のため。 セカンド写真集はこっそり隠れて買います。 中村有沙のかわいさはグラビアでは生きない。 この子目つきが悪いもんなあ。 岩井七世はかわいい。エロい。 お、安齊舞が白黒ページにちょこっと掲載。安否が確認できました。 舞ちゃんはいつのまにか中学2年生か。 顔全然変わってないなあ。
テーマは「共同体と自己決定」! ついこの間までは、神保町と言えばカレーを食うかあるいは、 ジュニアアイドルの写真集サイン会に行って 写真撮って握手してうへへへへ・・・という場所だと思っていたのですがね。 「天てれと萌え」ではなくて、「共同体と自己決定」ですよ、あなた。 子供に萌えて戯れている輩は、徴兵制を復活させてイラクに派遣させろ! と、宮台先生もアジっていましたよ。嘘ですけど。 トークはよかったですよ。 やはり生の「声」というのは「力」がありますよね。 既に本で読んでいる内容でも、実際に本人の口から直に聞くと あらためて感銘を受けます。非常に勉強になりました。 一方で宮台先生の「声」の力でひどい目に遇いました。 イベント直前にボンディでカレーを食って行ったんですよ。 そしたらイベントの中で宮台先生が 「豊かになって共同性を失う」のかあるいは 「貧しくても共同性がある」のかという共同性のジレンマを表す比喩として、 「カレー味のうんこ」か「うんこ味のカレー」かという例の比喩を持ち出しまして。 宮台の生声の魔力でしょうか。 お腹の方がえらいことになってきましてね。 なんとかこらえましたが、危うく大衆の面前でとんでもないことになりそうでした。 「ロ○コン」を経て「ス○トロ」へ!ではもう人間失格ですよおおお。
あっという間に終わってしまいました。 来週から再放送が終わって天てれ新作が再開しますが、 少しは面白くなるんでしょうか。 4月はずいぶん映画を見に行きました。お薦め順とコメントは以下のとおり。 映画を見に行く参考にでもして下さい。 ●1位:花とアリス こちら 岩井俊二得意の少女漫画テイストな物語。 一枚だけなくしたうさぎのトランプ、紙コップで作ったバレエシューズ などなどのきらめきアイテムから、駅の名前や携帯の着音みたいな細か いネタまで、とにかくものすごい情報量が柔らかで美しい映像の中にこ れでもかとばかりに詰め込まれている。 技巧的であざとい、きれいかもしれないけど後に何が残るの?という批 判もありそうですが、映画館の中で過ごす2時間をいかに楽しく享受で きるかという観点に立つならば、本作は圧倒的に満足できる作品です。 「リリイシュシュ」でもよかったですが、本作でも蒼井優がすばらしい。 DVDが発売されたら即買いですね。 ●2位:真珠の耳飾りの少女 こちら フェルメールという画家の「真珠の首飾りの少女」という絵がどのよう にして生まれたのか?を描いた物語。やはり天てれファンとしては絵の モデル=ダーブロウ有紗主演で撮るべきだろう!と抗議の想いで映画館 に乗り込んだのですが、主演のスカーレット・ヨハンソンの天才的な演 技力を目の当たりにしたら、有紗のことは頭から吹き飛んでしまいまし た。有紗ちゃんはセーラームーンがんばってね。 この映画はフェルメールに関する教養があるとなお良いですね。 私はフェルメールファンなのでかなり楽しめました。 ●3位:ワイルド・フラワーズ こちら 女子プロレスが舞台の意外な穴的優品。女子プロレス団体と天てれに共 通する魅力は「ありえない共同性」へのロマンチシズム。 今これが両者から失われつつある悲しい状況。 ●4位:チルソクの夏 こちら この作品も「失われた共同性」へのロマンチシズムがテーマのひとつとなっている。 「なごり雪」みたいな時代や世代を越えて生き続ける歌はもう今後出て こないのだと思うと切なくて涙が出そうになりました。 ●5位:キルビル Vol.2 こちら これは批判的立場で論じることも、支持する立場で論じることもできる 作品だと思いますが、やっぱり本当に見たいのはパイメイとの修行シー ンみたいな要素ですよねえ。 ●6位:エレファント こちら 最初に出てくる黄色いTシャツを着たちょっとかわいい男の子が主役の 殺人高校生なのかと思ってたら、違うじゃん。いかにもオタクでもてな さそうなダメ人間が実は主役の殺人犯。この主役のオタク、宣伝やチラ シではほとんど無視。やっぱりオタクじゃダメですか(泣)? ●7位:CASSHERN こちら 隣に座っていた高校生達が「わかんなかった」と言っていましたが、こ れは理解する映画でなくて感じる映画です。2時間20分にも及ぶ無駄 に長く延々と続く超映像を体感すればいいのです。ドッと疲れを体感で きます。しかし順位はこの中では最下位ですが、監督の熱さという点で は1位じゃないでしょうか。 こうしてみると、1位、3位、4位と上位作品はノスタルジアを感じさせるものばかり。 5位のキルビルもタランティーノが偏愛する過去の映画へのオマージュ満載だし、 7位のキャシャーンも元は昔のアニメですしね。 (全然違う作品になってますが) ある意味今という時代をよく物語っているとも言えます。 というわけで、日記のタイトルは「郷愁懐古」とします。
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